ウォン・ウィンツァンのCD
2025.02.28

この時代にあえてCDという形で「手渡す」という前近代的なローカライゼーションで・・と送られてきたCD。
クルマで聴いてみた。そういえば私も最近はCDで聴くことはなくなったな。と思う。
今まで、第四ホール、松之山、カーブドッチ、アミューズメント佐渡・・・と7回の演奏会を主催あるいは企画してきて、ウォンさんのたくさんのCDや会場でのインプロビゼーションで聴かせていただいた。そして時々見るNHK日曜の「こころの時代」のメインテーマ曲は耳にしたことがある方も多いだろう。
それらの音の花の中からエッセンスを拾い上げ、ゆったりとした流れの中に浮かべたような「沙羅の音」
沙羅の花がしずかにせせらぎに落ち、流れてゆく・・・
私の家の庭にもある夏椿。散り急ぐいさぎよさとやわらかい白い色が独特のはかなさを醸し出している夏椿の花のような。
ウォンさんの今の心境を感じさせてくれるような。違うかもしれないけれど。
自分に引き写して想う。
今の心境を記すことが生きた軌跡になるのだと。
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