「稲架木は、稲架場にたも木やハンノキを植えて、稲の乾燥に利用する新潟県特有のものです。満願寺の稲架木並木は、昭和18(1943)年から20(1945)年にかけて同地区の水田約250ヘクタ-ルを区画整理したときに26軒の関係農家が協力して各地の稲架木をこの農道へ移植したものです。農業の機械化が進み、籾(もみ)の機械乾燥が広く普及して県内各地の稲架場が次々と姿を消していく中で、同地区は種籾採取の指定を受け、良質の種籾を取るために自然乾燥に必要な稲架場として残されました。指定が解除された後も、所有者と農家組合が協力して稲架木の保存に努め、新津の風物詩として今日にいたっています。」
・・・以上新潟観光ナビサイトより転載させていただきました。
photo by Nakamura Osamu