南魚沼の八海山神社近くの森。晴れた朝は氷点下となるが、太陽が昇ると急速に気温が上昇し、枝に積もった雪が落ち始める。この雪国の風物詩に名前があるかどうかは知らぬが、静かに降った雪が2度目に落ちる時にはバサっという音がする。シンシンと積もりバサっと落ちる。その時に粉々に砕けた雪の粒子が逆光線でまぶしく光り目もカメラも全身にも洗礼を受ける。ダイヤモンドダストが起きにくい新潟の気温でもこの現象は綺麗で、カメラを向けるが、人知れず落ちる雪はなかなか補足しにくい。
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©️photo by Nakamura Osamu