286メートルの房ヶ沢山は小出と堀之内を結ぶ峠道に車を停め10分ほど登る。魚沼丘陵の稜線にあり、見晴らしが良いため越後三山や巻機山・守門岳・浅草岳などがよく見える。特に秋から冬にかけての晴れた日には雲海になることも多く、条件が良ければ日の出と山々と雲海を撮影できる。朝日が昇り気圧の変化が起こるとこの峠を越えて堀之内方向に霧が移動するときに出来た霧氷が朝日を受け林立する。私の故郷はこの峠を降りた麓にある。この少し地味ながら落ち着いた風景が私の故郷の景色だ。
EOS-1DsMarkⅢ 35mm 1/50秒 f:10
©️photo by Nakamura Osamu