阿賀野川と並走する旧国道49号線を大牧地区に向かって車で5分ほど走ると見える対岸の吊り橋遺構。左岸にあった石灰石の採掘場に渡るため、作業用の吊橋として昭和電工鹿瀬工場によって作られた木造のトラス補剛吊橋。かつて洪水によって橋が流され、現在は左岸にコンクリート製の主塔のみ残っている。下流に揚げ川ダムがあるため津川の町までは穏やかな水面に時々霧がたなびく。国道は崖が崩れて危険なため、この地点から下流数キロまでの旧国道は立入ができなくなっている。
PENTAX645D 150mm 1/160秒 f:7.1
©️photo by Nakamura Osamu