「ここどこ?行ってみたい!」

NHK新潟放送局バナー撮影

2025.02.27

今年1月末に中村スタジオで撮影したNHK受信料制度の等身大お知らせバナーが完成したとのことで、新潟放送局まで見に行きました。モデルは職員の方で、ヘアメイクのスタッフはいませんでしたが、肌がとてもきれいな方だったため、後処理は最小限で問題なく撮影できました。ただし、デジタル時代とはいえ、ポーズのミスは修正が難しいため、足先や指先などリラックスしたポーズと表情をこちらでしっかりとコントロールする必要があります。背景はグラデーション合成を施し、トーンジャンプが起きないようノイズ処理と肌色の調整のみを行いました。使用したPENTAX 645Zは、特に全身撮影の場合、顔へのピント合わせが難しいものの、フィルム時代で言うセミ判サイズで、35ミリ判に比べてダイナミックレンジが広く、髪の毛など細部の後処理が必要な場合に重宝しています。5100万画素という画素数は、今の時代では特別大きいわけではありませんが、髪の毛などの細かな処理には十分だと感じています。普段はCANONの高画素機も併用していますが、PENTAXからは中判の新機種が出ていないため、今もなおこのカメラを使い続けています。

カメラ:PENTAX645Z 120ミリマクロ・背景はシロホリに後処理でグラデーションを合成・大型ストロボ使用

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

photographer

photographer 魚沼市出身。広告写真撮影のかたわら約30余年にわたり新潟県内の風景を撮影、様々な媒体に発表、写真展多数。20代の頃は新潟県を中心に観光PR撮影・スキー(雑誌)取材・山岳写真などに従事。他に演奏会企画·主催など活動は多岐にわたる。 (公益社団法人)日本広告写真家協会会員。

関連記事

RETURN TOP